18 April 2009

Brighton -4 : 白い崖


4 : Love Reign O'er Me




ピアの先から垣間見ることが出来た「白い壁」が「映画さらば青春の光」でジミーがベスパで白い崖から 飛び降りたシーンに見えてならない。
路線バスで揺られること約20分。
Saltdeanという場所でバスを降り海岸に向かって崖を降りてみた。


すると白いチョークの壁がずっと先まで続いていた。
「こりゃ、もの凄いな・・・」
と、暫しの間白い崖を眺めていた。


観光客もまばらで、とても静かな場所。
波が引く時に、石がカラカラと音を立てていて、とても耳に優しく響いてくる。

美しい景色に美しい音。
この街に来て良かったと心から感じた。


チョークの崖に生えている草。
懸命に根を張ろうとしている姿。
とても盆栽チックな絵で、とても侘び寂びを感じるほどに美しい。
きっと、イギリス人は素通りする光景だと思う(笑)
・・・しかし、映画のシーンの舞台はここから数km先にある、自殺の名所として名高いBeachy Headという場所でした(涙)
ガイドブックを持っていたらならば辿り着けたけど、ここが「僕のModsの聖地」ということで(と言い訳・・・)

Brighton Beach
旅の最後は宿の近所のセント・ジェームス通り沿いにあるパブで食事。
店内に流れているブルースを聴きながら、フィッシュ&チップスを食べながら、ビールを喉に流し込む。
英国のパブに再び来ることが出来るように願いながら、ブライトン最後の夜はしずかに過ぎていった。



出発までの時間をブライトン・ピアにあるベンチで過ごし、海岸を眺めていた。
映画「さらば青春の光」(四重人格)でのシーンにあるビーチで、何かを探すように彷徨い続けていたジミーのように。

思えば僕もジミーのように、イギリス国内で”The Real Me”を探すために旅に出て、最終地の「夢の国」であり「モッズの聖地」であるブライトンに辿り着いた。

「四重人格」のラストを飾るLove Reign O'er Me (愛がぼくを支配する)という曲のタイトル通り、様々な人の愛なくしてこの旅は成立することは出来なかったと思えた。

空は低い雲が垂れていたが、イギリス海峡の海水は青く、水平線の彼方は光輝いていた。
その風景を見てなのか、それとも旅の終焉を感じてなのか分からないけど、様々な感情がミックスしてしまい涙が止まらなかった。

そのような事を考えているうちに、ロンドン行きコーチの出発時間がやってきた。
戻ろう、ロンドンへ。
戻ろう、我が家へ。


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