8 November 2009

Derry -6 : 「フリー・デリー」博物館 (Glenfada Park)


6 : The Museum of Free Derry


ロズヴィル通りを歩いていくと、何やら不穏な雰囲気をした建物を発見。

ここはGlenfada Parkという場所で、数多くのデモがあったときの中心地であり、同時に多くの悲劇が起った場所である。
「血の日曜日」事件でも、この地で2名が死亡、5名が重傷した。

現在は、そういった過去の歴史における貴重な証拠や展示品が見ることができる博物館となっている。


恐る恐る中に入ってみると、優しい老人が声をかけてくれた。
僕が日本人であり、英語での説明はあまり理解できないので、ガイドして下さらなくてもいいですよ、ということを伝えると、日本語の説明文のペーパーと、一冊の本(確か北アイルランド紛争についての本だったと思う)を貸してくれた。




早速博物館の中に入ってみると、当時の新聞やスローガンを掲げた弾幕、そして当時の貴重なデモ時の映像など数多くの「Free Derry」に関する展示物が置かれていた。
プロテスタントに差別されていたカトリック(アイリッシュ)の過去の歴史にはじまり、デリーで本格的に蜂起し始めたThe Battle of Bogsideについてやインターンメント、そしてBloody Sundayへと繋がっている。


「(デモ)を解散しなさい、さもなくば催涙ガスを使う」

という内容(?)の英国軍(もしくはユニオシスト側警備隊)の警告弾幕。
そのとなりには引き裂かれたアイルランド国旗や警官隊の警棒やガスマスクなどが展示されている。



この弾幕はあまりにも有名な「血の日曜日」事件時に使用された大弾幕。
踏みつけられた足跡や血で滲んだ痕が残っており、とても生々しい。


そして、Bloody Sundayの追悼集会や当時のデモでの衣服、CSガス弾など、数多くの展示品があった。

一番衝撃的だったのは、銃弾で貫通している血に染まったツイードのジャケット。
そのジャケットだけはさすがにカメラに収めることはできなかった。


*尚、デリーは現在、大規模なテロもなく観光客には安全な街となっていますので、ご安心を♪

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