22 November 2009

To Derry -7 (Limavady) : 丘の上の古びた教会跡


7 . North Sperrins Heritage


ダンルース城に行った後、デリーに向かうまで、まだ時間があったのでどこに行こうか迷っていた。
途中ポートラッシュという海岸沿いのリゾート地っぽい街があったが、休日のせいか人や車が多く、立ち寄ることを断念・・・。

街並みの雰囲気はアメリカの西海岸のような(行った事ないけど・・・)少し垢ぬけた明るい感じで、イギリスでは見かける事が出来ないような趣き。
苦労してお金を稼いでアメリカから戻ってきたアイリッシュ・アメリカンが作ったように思えた。

ある程度の知識のある現在の私なら間違いなく、Mussenden Templeという断崖に立っている礼拝堂に行ったりしたであろうが、旅の途中では全く思い出すことができなかった。(というか知らなかった・・・)

そこで、ジョージ・ベスト空港のTourist Info.でもらったLimavady's Herritageという6冊位入っているハードカバー付きの立派なパンフをもらったことに気付き、それを見ながら探検してみることにした。

PortrushからColeraineという都市を通過し、Dungiven~Feenyという場所(North Sperrins地方)に向かってみる。

車もすれ違わない程の田舎道・・・

「立派なハードカバーのパンフは客よせだったのか~」(怒)と思わず勘ぐってしまった。
しかし、100km近く丘道(決して山道ではない)を走ってきて、今更引き返しても時間の無駄なので行けるところまで行くことにした。

まず、到着したのがBanagher Old Church。

Banagher Old Church

Dungivenから車で数十分。
谷のような坂道を下っていくと、看板を発見。
そこから急な丘を登った頂上にひっそりと建っていた。



11世紀後半~12世紀前半に本堂が建てられたらしいが、実際には"This church was built in ye year of God 474"と壁に彫刻されており、St.Patrick(アイルランドの守護聖人)がこの地にオリジナルを建てたと記されている。
窓の作りがとても精巧で、この地方にとってとても重要な教会であったことを物語っている。


ここが教会の跡地でSacristyから眺めてみる。
よく見てみると石積みの形式が違うが、474年から15世紀の間に数回増築されたらしい。



この教会は1622年に廃堂とされ、現在は廃墟と化しているが、左隣りの建物は健在である。
というのも、左の建物はMortuary House(遺体安置所)らしく、St. Patrickと共に(?)ここを建造したとされるSt. Muireach O' Henryの亡骸が祀られている小屋らしい・・・。

但しアイルランドらしく伝承された話の為、真偽の程は分かりません(苦笑)



教会跡地から見た長閑な丘。
羊達とこの丘の風景は数世紀前でも同じ風に見えていたのであろうな・・・。

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