25 August 2009

Holyhead : ウェールズ最果ての地


Caergybi - Holyhead



本来であればスノードン(ウェールズ最高峰)に登頂する予定だったが、前日に訪ねてしまったので、まずはアングルシー島(Anglesey)の最西端の街であるホーリーヘッド(Holyhead)に行ってみることに。

出発地のカナーヴォンから路線バスでBangor(バンガー)に行き、そこから鉄道で終点のHolyheadまで移動。


バンガーの天気は雲がかっているが、たまに日差しが入ってくる。
果たしてアングルシーだと、どう変化するのだろう?

早速、Ranger Ticketを購入して乗車。
この地の名物であるメナイ・ブリッジを渡って、アングルシー島(Anglesey)に入る。
車窓からは長閑な風景が広がるが、途中に英国空軍の基地があって、何十機ものハリアー(戦闘機)が待機していた。
この空軍基地にも(見学できれば)立ち寄ってみたかったな・・・。


そして終点Holyheadへ。
天気は・・・残念ながら雨が激しく降っていた。
「晴れ男」伝説もこれまでか・・・。

ここHolyheadという町は、アイルランドへの海の玄関口。
ダブリン行きのフェリー乗り場と、鉄道駅が直結している。

ところで、なぜこの地を訪ねてみたかったか?
理由は簡単、最果ての地に行ってみたかったからと、この小さな島にある名勝や遺跡巡りをしようと思ったからに他ならない。

その為に、この島で地元レンタカーを探して借りようと思ったが、街中探しても見当たらなかった~(涙)
街のはずれにあるMynyddy Twrという山や、数多く存在する遺跡に行ってみたかったのに・・・。


悔やんでいても仕方ないので、取りあえず市街地に入ってみた。
雨のせいなのか、朝早かったからなのか、人通りも少ない・・・。


ここは街の中心部にある聖セリオルズ教会(St Cybi's Church)。
3世紀頃までは古代ローマ時代の砦(Cear Gybi)だったようで、アイルランドからやって来た異民族に対する重要な砦だったようだ。

その後、6世紀にコーンウォール地方からウェールズに移り渡った主教であり、聖人そしてthe son of Salomon (Prince of warrior)と呼ばれたSaint Cybi(ウェールズ語) または Saint Cuby(コーニッシュ語)という人物が修道院をこの砦に設立したとされ、敷地内には、555年11月8日に死去した彼の墓があり永眠しているという。


Tourist Informationを探したが、Closed・・・。
ガランとした街並みが、まるでゴーストタウンのよう・・・(汗)


居城のような建築物。味わい深い建物ですね~。(感情が入っていない・・・??)
もうレンタカーは諦めて、波止場まで歩いてみることにした。


B&Bが立ち並ぶ通りを歩いてみたが、どの宿屋も暇そうなのに、「No Vacancy」の看板が掲げられていた。
「オフシーズンとはいえ、やる気がないな~」と思いながらテクテク歩いていくと、波止場に到着。

Prince of Wales Rd.なる湾岸道路をのんびり歩いてみた。
しかし霧がかっていて、視界不良・・・。
決して覗かれることのないコイン式望遠鏡と、霧がかった港の風景が「最果ての地」の雰囲気をさらに助長している。


折角だから、海辺まで降りてみた。
大きな石がゴロゴロしており、石は海藻でヌルヌルしている・・・。

そこで、ボケーっと海に目を遣りながら、再びこの先の人生の行く末について色々考えていた。
本当にシュールなところだな・・・(哀)

・・・しかしとても肌寒かったので、早々に駅に退散。


ここがHolyhead駅。
ユーロ旗、ウェールズ旗等は靡(なび)いていたが・・・
さすがウェールズ!ユニオンジャックは掲げられていなかった。

最もイングランドに敵意をむき出しにしているのが、北ウェールズに違いない。

本来ならば、ウェールズ公国の首都であるはずなのに、当時(13世紀)イングランド側に従っていた南部ウェールズ(カーディフ)に首都の座を明け渡されただけでなく、公国の中心地~カナーヴォンで、イングランド国王が自分の生まれたての赤ん坊を抱えて、「彼がウェールズの王(Prince of Wales)だ!」と、属州化の屈辱的な宣言がされてしまったり・・・。

さらに、ユニオンジャックが出来た頃(17世紀)には、既に属州化されていたので、国旗に自分達の旗のデザインすら盛り込まれていない・・・等々。

なので彼らの反イングランド感情は相当なものであろう。

北ウェールズのパブに入った時、現地民は僕に話しかけてくれる時は英語を使うが、地元民だけの会話になるとまるで暗号のようにウェールズ語が飛び交う。

「言葉まで取り上げられてなるものか!」

そんな彼らの反骨精神があるが為に、北ウェールズの町名はウェールズ語表記が多いのであろう。
(ちなみにHolyheadは英語なのですが・・・汗)

尚、南ウェールズの場合は・・・
Cardiff (カーディフ) → Caerdydd
Newport (ニューポート) → Casnewydd-Ar-Wysg

と、英語の地名が一般化されていて、ウェールズ語は1970~80年代の現地語復活の啓蒙運動のあおりで二重表記にしてみました~という感じ。

実は、カーディフからグラストンベリーへ、レンタカーで移動しようとした時、「Abertawe」なる全く聞き覚えのない道路標識(さて、何という町でしょう?)が目に飛び込んでパニックになってしまい、東と西を間違えて進んでしまったという苦々しい思い出があったのだ・・・。

・・・そりゃ、標識見てパニックになる訳だよ(怒)


話しが大きく逸れました・・・。

そして、ここがHolyhead駅。
最果て感がヒシヒシと伝わっている。
少し寂しい雰囲気だが、終着地は次の旅への出発地。

ここから最後の「冒険」が始まる。

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PS:Abertaweとは、スウォンジー(Swansea)のことでした~☆
・・・分かる訳ないじゃんかい!!(檄怒)

2 comments:

  1. バンガーステーションなつかしすぎる><
    わたしもバンガーに来た初めのころ、Holyhead行きのバスを待っても待ってもいないなーと思っていたら、表記がCaergybiだったからわからなかっただけってことがありました;;わかんないですよね笑

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  2. 現地で入手したAngleseyのガイドブックにバスルート表が載ってたけど、ウェールズ語表記ですと分かりにくいですよね・・・w 本当に最果ての地に連れていかれそうで(笑)
    バンガーについては書きましたよ☆
    数回後登場しますが、内容は・・・期待しないで下さいw

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